ボストン夫人のマナー・ハウス


『グリーンノウ物語』を著したルーシー・マリア・ボストン夫人の1938年からの住まいで、この館がモデルとなりグリーンノウ・シリーズが書かれました。
ヘミングフォード・グレイにあるこの館は、ずっと以前から私の「桐原と行く旅」で数度訪問し、雑誌別冊私の部屋『カントリー・クラフトVol.5』(1994年・婦人生活社)の「ブリティッシュ手づくり紀行」大特集の一部でもある取材のために、編集長の秋間三枝子さんとカメラマンの奥宮誠次さんとでかけ、細やかな取材をしましたので、現在管理している息子の奥様のダイアナさんとの久しぶりの再会に、ハグして喜びを分かち合いました。取材の時にお会いしたお嬢さんにも16年ぶりに再会しました。
 ボストン夫人の作られた芸術的なキルトもまたまた鑑賞することができました。何回見ても感激。2階では再び竹の針の蓄音機で音楽鑑賞。庭は以前よりも花壇が増えて整えられ、トピアリーの管理がお見事。庭全体に花いっぱい。その上紅葉や木々の実が色付いて、秋の風情がとても素敵でした!!
 写真は姉といっしょに庭の桜の木の下で。www.greenknowe.co.uk