月桃の葉の香りそしてサフランの花

台風一過、雨は止みましたがまだ強い風が吹いています。
庭をひとまわり、バラの新梢が少し折れるほどの被害でした。
11:04突然太陽が顔を出し、1時間もしないうちに雲一つない快晴となりました。

昨夜、セゾンカード・マガジン11月号の蕎麦特集を読んでおりましたら、全国のお蕎麦が片山虎之介さんの文と写真入りで9頁に渡り紹介され、最後に登場したのは、沖縄の月桃蕎麦でした。

沖縄では月桃を食べるものを包んだり、虫除けに使用するとのこと。
この葉の芳しい香りを生かし、粉にしてさらしな粉に練りこんで打つのが、沖縄にしかない大変珍しい月桃蕎麦。
「芳しい香りってどうだったかしら」
と、庭の月桃の下の葉を摘み採りモジャモジャして香りを確かめました。
スパイシーな南方の香りの後に甘みが加わってきました。



我が家の月桃は、このミニミニ温室で栽培しています。
秋の終わりに上部を刈り取り、蓋を少しずらして置き、厳寒期には完全に蓋をして防寒します。
初夏の頃にはみるみる新芽を伸ばし、10月半ば過ぎると120cm程になります。
今年は刈り取ったものをハーブとしていろいろに使ってみたいと思います。




ポタジェの鉢植えのローズマリーが風にあおられて少し傾いでいましたので、月桂樹の枝で支柱を作ってやりました。
18日に蒔いた大根と聖護院大根の芽が元気よく出ていました。
鉢の奥に紫色が見えました。
サフランだわ!」
何と嬉しいこと!


1年ぶりの花でした。


紫色と赤のコンビネーション、高貴な色合いですね。
この赤い雌しべを乾燥したものがスパイスのサフランで、パエリアやブイヤベースに欠かせません。


鉢の右側にサフラン
先程ポタジェの一番手前にパクチーの種を蒔きました。
すっかり晴れて写真撮りする私の影が写っています。