サライ9月号に姉熊井明子の記事掲載

月刊誌サライ小学館)は、とても充実した素晴らしい月刊誌です。
9月号では『暮らしの手帖』編集長だった花森安治さんの特集が組まれています。
そこでは見開きの2頁で姉の記事が掲載されておりますので、皆様是非ごらんくださいね。


大学生の時暮しの手帖の記事を手本に姉が作った本立て。
姉の『シェイクスピアの香り』とともに父の遺稿集や母の歌集などが置かれて。
父の装丁での『童謡 流行歌 唱歌』もあり、皆でよく歌ったことが蘇った。


父が読んでいた『暮らしの手帖』の影響で、その考えが私たちの生活そのものにいきわたっていたことや、後に姉が初めて投稿した時のこと、それがきっかけで社長の大橋鎭子さんに『「すてきなあなたに」に参加してほしい」』と言われて桂明子と言う名前で書くようになったこと。義兄、熊井啓の監督した『忍ぶ川』が映画評で取り上げられたこと、シェイクスピアについて書くようになってからも掲載の場を用意してくれたこと。「気が付くと私の゛暮らし方”は変わり、かつて夢見たように、私は書くことを仕事にしていたのです。そんな、読者の暮らしや人生を変えてしまう雑誌がほかにあったでしょうか。折に触れ、読み直しています」という部分がとても心打たれました。