庭のハーブ2…マダー(西洋アカネ)

マダーはアカネ科の多年草で、根から赤色の染料がとれます。染色用のハーブとして基本の一つです。日本には同属のアカネが山野に自生し、昔からアカネ色の染色材料です。

毎年春になると芽を出してツルを伸ばし、こうしてレンガ塀から垂れ下がり、花を咲かせます。たった今撮った写真です。
染色として有名なマダーの根ですが、利尿、防腐、強壮、通経、傷、鎮痙などに使用されます。腎臓や膀胱結石の予防剤としても知られています。
なお、治療目的の場合は医師にご相談ください。
◎参考文献 
『原色百科 世界の薬用植物』 原編者 doctorマルカム・スチュアート 編著者 難波恒雄
エンタプライズ