短し牡丹の命


一昨日の朝咲き始め
昨日は雨に打たれ通したこの牡丹
今日は朝から久しぶりの強い陽ざしを浴び続け
最後の刻を享受しているかのよう
花粉が付くほどに顔を寄せても
もう香りは失せている