チューリップの花のための花瓶


オランダでは17世紀、希少なチューリップの球根が投機の対象となりチューリップ恐慌になったといわれます。そしてそうした高価なチューリップを飾って楽しむ花瓶が王侯貴族の間で流行しました。現在では世界のあちこちの美術館で当時の様々なデザインのものを見ることができます。
 10年前の1月に夫とポルトガルに二人旅をし、お城巡りをしていた時に、お城の売店にそのレプリカが売っていました。
「あっ!チューリップポットだわ!」
 早速求め手荷物で大切に持ち帰りました。
 春になり庭のチューリップを生けるとまるで絵のように生き生きとして。まさにチューリップのための花瓶なんだなと感動しました。
 写真は今年の春の庭に残った遅咲きの最後のチューリップたちです。その少し前の状態のチューリップ花壇は8月21日のブログをごらんください。