緑が美しいコキア(ホウキグサ)


 なんとも優しいこのカーブ。
ゴーヤやミニトマトやヘチマが絡まるアーチの根元に左右対称に置いた鉢植えのコキアです。
先日までは根元のチェリーセージが咲いていましたが、今、緑だけでも十分美しい鉢植えです。
 コキアは実家の畑の小道の所に、祖母が毎年育てていました。
 花が咲いて実がなる頃になると祖母は抜いて逆さまに吊るして乾かしました。
 そして出来上がったのは手で持つところに縄と布を巻いた立派な箒。
 父が「おー良くできてるねー」と、にこにこしながら少し掃く真似をして、祖母の嬉しそうな笑顔・・・。
 そんなこともあって、私にとってホウキグサは懐かしく大事な植物なのです。
 晩秋の紅葉が松戸でも見られるのも嬉しいです。