初夏の北海道に花とハーブを訪ねて・・・NHK学園国内スクーリング 3

2019年7月7日~9日(二泊三日)の旅

二日目(7月8日)ー高橋武市さんの「陽殖園」、香りの里ハーブガーデン、あさひかわ北彩都ガーデン。

 

「陽殖園」

北海道紋別郡滝上町あけぼの町にある陽殖園は、高橋武市さんが、1955年6月よりたった一人で造り続けている花園です。

今年で創業満64年、そのお話をお聞きしながら庭園をご案内いただきました。

そして次は二人一組熊よけの鈴をつけてのフリー見学でした。

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お会いできてとっても嬉しかった高橋武市さんです。

庭園の魅力はむろん、園主高橋武市さんに惹かれて多くのリピーターがおられるのだと思いました。

 

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まずはこの池を眺めて感動。

 

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種まきして出るという様々な色のエゾクガイソウ

 

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ビューポイントが次々と。

下からは次に咲く花々が勢いよく茂り、とくにウドンコ病になりがちなレッドベルガモットやフロックスが病気にもならず生き生きと育っているのには心底驚きました。

 

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振り向くとシーンと静まり返った曲線の小道。

緑一杯の清涼な空気を吸い込んで、心身ともに爽快。

 

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広さ約8万平方メートル、通路のべ約5㎞。

次々と季節の花々が咲き誇る野性的な花園に歓声が。

 

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2年かけて積み上げたというエリカ山。

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この山を造った時のお父様との会話も披露してくださり、皆様の笑い声が絶えません。

 

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黄花のリクニス真っ盛り。

 

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昭和32年12本芽が出て、10年前に枝払いした木。その夜足がひきつったので、その後はそうした作業はしないとのこと。どの場面にもドラマがあって楽しさいっぱい!

 

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池にはコウホネヒメコウホネ、ヒメスイレンヒツジグサなど。手前のミソハギはきっと今頃咲いていることでしょう。

美しい糸トンボに皆さま感嘆の声!

 

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一番最初のころの場所とのこと。

庭は昭和40年より農薬化学肥料を未使用。この年には入場料をとっていた。

この写真は二回目のフリータイムの時のもので、二人一組で腰にはクマよけの鈴を吊り下げています。

 

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レンゲソウによく似た花、クラウン・ベッチが繁茂。優し気なピンク色が可愛いな。

 

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この花もいたるところで見られ、上品な色合いが素敵。

モモイロレースフラワー。

 

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白い花はウノハナ、そしてピンク色はクラウンベッチ。右側の上の方に見えるのはヤナギランやエゾクガイソウ

もうすぐ蕾が見られるのはフラックス。大好きな花なので、咲いた姿を想像しながら眺めたのでした。(陽殖園 了)