イタリアの旅・・・13 カステッリ・ロマーニのカステル・ガンドルフォ(2-1)

6日目

2014年より見学が可能になった、ローマ法王離宮カステル・ガンドルフォにでかけました。
あらかじめ予約するのですが、出発前にクラブツーリズム担当のFさんから見学okの電話をいただいた時は、とても嬉しく思いました。
この庭園は今回の旅に参加されたTさんの情報でした。
ネットで見た時一目で今回の旅で欠かせない庭園と確信したのでした。
そしてそれは的中していました。
ローマ法王の庭園でしたので今まで一般公開はあり得ませんでしたが、今の法王が昨年一般に開放されたので、ラッキーにも訪問できるのです。

まずはローマを出発してカステッリ・ロマーニのカステル・ガンドルフォへ。


ローマの街中から一路目的地へと進みます。
右側の奥の方に笠松の並木で有名なローマ街道がわずかに見えてきました。



少し渋滞気味。ここにもローマの特徴ある木、傘松の並木が。
日本ではこのところ松の害虫で松の木はいたるところで枯れている姿を見ます。
ガイドさんに聞くとローマではそのような話はないとのことで何よりです。



駐車場からは、延々と歩きます。
城壁が見えてきて、中に入りました。




軽快な音楽のような水音が絶え間なく聞こえてくる噴水。



振り向くとお城が。この反対方向に進みます。
その手前の造形は・・・



これまた美しい。周りは雨水が入り込む仕掛けになっています。
模様は東西南北を示しているのでしょうか。



左側に湖が見えてきました。
「予約時間に間に合わなくなります。この湖は帰りに観ますので、
皆さん急いでください」
と、ガイドさん。
この庭園はガイドさんも初めてだそうで。
ところが、ここからまだまだかなりの距離。
列は長く広がり先に進みました。私とNさんが最後。



両側に素敵な雰囲気のお店が続きます。
植物の扱いが粋な感じ。
やはり、絵心が湧く風景です。
我が家にも参考になる寄せ植えの方法もあり、興味津々。







時間ギリギリで到着。
門を開けて係りの方が待っていました。

恐縮して建物の中にあわてて入りました。
なにもかも物珍しくて、撮影OKとのことで、シャッターを切りました。
バチカン市国の国章の美しさ。それに扉の色、左右に置かれた彫像や植物がさりげない。そのうえ歴史が感じられるしつらえでした。

平凡な植物でもその場所の雰囲気と器で格調高く見えるものだなあと感動。