歌舞伎千穐楽・・・仮名手本忠臣蔵

歌舞伎座新開場杮落とし。吉例顔見世大歌舞伎。
歌舞伎狂言の最高傑作ともいわれる、
通し狂言 仮名手本忠臣蔵を鑑賞してまいりました。

東銀座の駅を下り、その先にあるお弁当屋さんでお弁当とお茶を購入。
エスカレーターで上ると、そこが歌舞伎座。30分前に到着。ここでいつも記念撮影。たまたまそこにいる方に頼みます。

解説書を購入しここでも記念撮影。
歌舞伎には花や木が大切な意味のあるものとして登場することが良くあります。
また目には見えない香りも。
本日は『大序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場』において、顔世御前が義貞の兜であると申し出る場面で、蘭奢待という名香が焚きしめられている兜が登場しました。この香りで義貞の兜と分かった、大事な場面です。
蘭奢待は、東大寺正倉院に収蔵されている香りの名木です。その時代時代に今まで何回となく削り取られ、お香として使われています。

◎本日は11列16番の席でした。
Tさん、今回もお世話おかけいたしました゛。ありがとうございました。
会場のあちこちで、大向こうの声がにぎやかにかかり、千穐楽の盛り上がりを感じました。