NPO法人ジャパン ハーブ ソサエティーの会報誌№259


 ジャパン ハーブ ソサエティーの会報誌 『The Herbs』№259は、理事長・石原憲一郎さんの新年の挨拶から始まります。
 特集は「お正月とハーブ」で、まず初めは姉熊井明子の「お正月の香り」です。
それは、「住まいを飾る」、「お正月の飲み物・食べ物」、「遊び」にわけて具体的に述べられています。
 粗塩に松の小枝や水仙の花を使ったポプリや、お皿に盛った塩の上に松葉や南天の実と一緒にのせるモイストポプリの変形は姉オリジナルのもので、私も姉の影響を受けて私流の様々なバリエーションを作ります。何事もそうですが、はじめに考えつくということは素晴らしいこと、姉の才能に敬服する私です。
「遊び」の中では、わが家独特のミカンのくじ引きのことが書かれていて、これは家族の数だけのひもに、一つだけミカンを結び付けておいて、父がその束を握って差し出すと、皆(きょうだい四人、祖母、両親の7人)が引くというもの。父はいつも最後の残ったもの。「すっとこけ どーんどしょ」と、皆で掛け声をかけたことを思い出します。みかんの重みの快感。ほとんどはずれて泣きたくなる気持ち、するとついに!
 やがて・・・お正月にはこれを必ず息子たちと四人で。そして今は孫中心にお正月の私の楽しみ、なかなか当たらない時にはちょっとした工夫をしてあげる、「あー父もこうしてくれたんだわ」などと思いながら・・・。
 なお、32〜33頁では、昨年の11月18日に行われた千葉支部設立5周年記念会での私の記念講演会のことも詳しくご報告いただいております。大切な節目での講演会にお招きいただいて光栄でした。
 また、50頁では『私の庭から』(千早書房)を美しいカラーでご紹介いただき、嬉しく、感謝申し上げます。
 NPO法人ジャパン ハーブ ソサエティーのご発展を心よりお祈りいたします。
NPO法人ジャパン ハーブ ソサエティーにつきましては、www.npo-jhs.jp/をごらんください。
◎写真のハーブは左から時計まわりで、パセリ、セージ、ローズマリーそしてタイム。スカボロフェアーの歌に登場するハーブです。