完熟のクコの実


 先日のゴルフの時にヤブになっている場所で夫と友人が摘んでくれたクコ。
さて、どんな薬効があるのでしょう。
 さっそく『原色牧野和漢薬用大圖鑑』(北隆館)で調べました。
「果実はクコシとよばれる」とか、「秋に赤熟した果実を採り日干しにする」と、述べられていましたので、こうして日干しにしています(写真のためにネット部分を開けています)
「水抽出成分は、中枢性、末梢性に副交感神経を刺激して」とあり、「心運動を抑制し、血圧を降下させ、また強い抗脂肝性がある」そして「強壮、肝臓障害予防薬に用いられる」と続いています。
 そういえば実ではなく葉の話ですが、松本の夫の実家では庭のぶどう棚の下でクコを栽培していて、両親が葉を乾燥してお茶にして飲んでいたことがありました。それを「身体にいいのよ」と、たくさん、おみやげにもってきてくれたことを思い出しました。