レッドライオンのブルー・ウィロー・コレクション


 今年6月に宿泊した、アメリカ・バークシャー地方のストックブリッジの名門ホテルで驚かされたのが、ブルー・ウィローのコレクションでした。 
ブルー・ウィロー(青い柳模様)は、18〜19世紀のイギリスで大変人気のあった磁器です。藍染付けで描かれた模様には、悲恋物語が秘められています。
 私がブルー・ウィローについて知ったのは1999年の6月に乗った、ロンドン行きの飛行機の機内誌でした。
 それは、安西水丸さんが書かれた、ブルー・ウィロー物語でした。
 子供の頃からお家にあったふしぎな絵柄の器の話しからはじまり、それがブルー・ウィローと知ったお話。
その絵の解説そしてロンドンからこの器がうまれた町ストーク・オン・トレントへ。最後にはロンドン・アンティーク掘出し旅となり、安西さんのほのぼのとしたイラストと美しい写真で構成されていました。
 撮影はなんとロンドン在住の親しい写真家、奥宮誠次さんでした。
 この続きは今夜また・・・