姉熊井明子とのイギリスの旅 3

ワイト島にて
7月22日(金)
シャンクリン・チェインへ

詩人のキーツが2回も訪ね詩作したという滝のある、自然が保全されているシャンクリン・チェインは、ホテルから歩いてすぐの場所にあります。
昨年はキーツの泊まっていたホテルを眺めたり・・・と、キーツを追う旅でもあったのですが、たまたま宿泊のホテルで見たパンフレットにキーツが訪ねた滝という説明がありびっくり。しかしそれと気づいた時には時間的に無理で行かれなかった場所でした。
そのために今年は22日はまず最初に、10時に開くというそのシャンクリン・チェインに出かけました。

入り口からずっと続く見事なハンギングバスケットや小道の華やかな植え込み。

その見事さに驚きながらその先にある建物の中に展示されている様々なものにも注目。
ジョン・キーツテニスンのことが書かれたものがあり、ワイト島にかかわる詩人の資料、こうして一からの収集です。
ヴィクトリア&アルバート公の写真やアルバート公亡き後の女王と王女とジョンブラウンの写真もありました。オズボーンハウスにあるものと同じですが、興味深く眺めました。


入り口部分の人工的な華麗な花々とは真逆の、木々がうっそうと茂る自然そのものの急坂を、瀬音を聞きながら息をはずませながら登って行きます。
始め華やかだったからこそよけいに緑深い自然の美しさが際立つなあと思いながら。
途中の橋で柏尾さんと姉の記念写真。



終着点にあるビューポイントの滝。
姉たちの立つ向こうがその滝です。
水はずっと上の方から絶え間なく流れてきます。



上から下を眺めますとこんな感じ。足がすくみます。



その横で記念撮影。

滝までの小道で一句
◎緑濃し キーツ偲びつ 瀬音聴く

その後姉が即座に一句
◎滝の音に 若きキーツの 声重なる



一度ホテルに戻り、
次の場所に行くためにタクシーをチャーターしました

タクシーを待つ間少し時間がありました。
ホテルの若きオーナー夫妻が室内装飾をしていたので記念撮影。
ホテル全体をヴィクトリアンで統一するそうです。

ホテルのもう一つの特徴は、愛犬ok部屋が一部屋あること。

プールがあること。




次に出かけたフレッシュ・ウォーターベイはナショナルトラストによって管理されています。

兄弟でしょうか。絵になる風景ですね。



昨年ニードルポイントと詩人テニスンの館の帰りに、偶然に見つけて写真撮りした場所。
柏尾さんと姉はタクシーの中でお話しているとのことで私一人が行ったのですが、そのあまりの美しさに感動感動。今年は是非一緒に見たいと思ったのでした。



アルメリアはほぼ終わり、よくみると中の方にピンクの花がわずかに見えます
白のヤロウやクイーンアンズレースなどなど。


素敵でしょ!
ワイルドフラワーの小道も白い崖も青い空も海も!!
人工的な庭も感動しますが、この自然そのものも大好きです。
自然そのままに保全されているのは、ナショナルトラストのおかげです。