バラとイングリッシュガーデンを訪ねて・・・9 シェイクスピアタウンにて

ガーデン巡り4日目

6月20日(シェイクスピアの街散策の後バーンズリー・ハウスへ)

(シェイクスピアの生まれ故郷・ストラトフォード・アポン・エイヴォン)
「バース・プレイス、ニュー・プレイス、娘婿の家、すべて室内と庭を見学したいです」
「え!室内も庭もですか?」
ガイドさんは少し驚いていましたが、ここに来たのはそれが目的です。
文豪の生活ぶりをこうして見学することにより、感じ取っていただきたかったのです。
以前は夕方到着するとすぐに、簡単に食事をしてシェイクスピア劇場にくりだし、「ロミオとジュリエット」とか「十二夜」などを観たものでした。
 
朝皆さんで、歩いてすぐのシェイクスピアのバース・プレイスへ。バースプレイスのこの建物の左側に、センターがあり、入場のチケット売り場があります。
ガイドさんがすべてやってくださるので、安心です。

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館への小道の左側には、シェイクスピアに登場するハーブがボックスの刈り込みの縁取りの中に植えられています。
前のグループの方が、芝庭のベンチで記念撮影の最中でした。

館から庭をみると、何かが違う。近くに行くと、レバノンシーダーが、切り株になっていてショック!
歴史あるレバノンシーダー、前日チャールズ皇太子殿下の庭で、レバノンシーダーが枯れたとお聞きしたばかりでしたので、なにか原因があるのかしらと思いました。
周りに華やかに咲くバラは、デイヴィッド・オースティン提供のバラだそうです。

塀の内側にも、バラが沢山咲いていました。正面がシェイクスピアセンターからバースプレイスに入ってくる場所です。

バースプレイスの庭はスタンダード仕立てのバラが咲いて、とても賑やかでした。
ホテルからすぐの場所で、外から写真も撮れたのですから、1988年の『ハーブ&ポプリ英国風の楽しみ方』(主婦の友社)の撮影の時、カメラマンの奥宮誠次さんが「人のいないうちに写しましょう」と、早朝からこの角度で撮影されたことを想い出しながら、オープンの前に撮るべきだったと、反省!

ストラトフォード・アポン・エイヴォンの街はとても楽しく、店の一つ一つも面白いのです。こうした街中の飾りもユーモアたっぷり。多肉植物で作った芋虫という、ユニークなものです。