妖精の世界


 アーサー・ラッカムの『Once Upon A Time』には、妖精のお話の世界がラッカムの小気味よいほどのタッチで鮮明に表現されています。英米文学の中にはよく妖精が登場しますが、このような本やカードやシールなどで、いろいろな作者の妖精を見ると、この作品の妖精はこんな感じかな・・・などと想像する時の手がかりにもなります。
 写真はアーサー・ラッカムの本で左頁はシェイクスピアの『夏の夜の夢』のワンシーン。左上のカードはイダ・ボバタのイラスト。その下と右下はアメリカのオーチャードハウスで買ったパーバラ・スティードマンと、ダルシー・メイのイラストのシール。愛らしいネコヤナギのイラストは私の大好きな、シシリー・メアリー・バーカーのものでこれはイギリスのアンティークマーケットで。