8月最後の日、夕方からは涼しく。

Instagramでは自分の通ってきた道を振りかえようと、記念すべき様々な写真撮りをしてアップしています。ブログでは書ききれなかったその時々の詳細をお話ししたいと思います。

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クロワッサン第一回黄金の針「花」でグランプリを受賞し、翌年のテーマは「樹」と発表された時、即この景色が浮かび、1月から6月までの間、思うままに布と針と糸で作り上げました。

堂々とした幹の樹は、大好きな母の若き頃のワンピースの布でした。綿を入れてふっくら立体的にしてあります。

当時油絵に熱中しており、それも使う斬新な作品でした。

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葉の一枚一枚に綿を入れて膨らませてあり、これは私の思いついた、「花」の作品からの、工夫の一つで、とてもユニークなものとなりました。

作品の裏側には、

桐原春子 1978年 33才

 

(樹)

樹は自然の詩

樹は自然の心

樹は今ー

蒼空に溶け込み

風とささやきあう

 

と、記されておりました。

 

 

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パッチワークのヨーヨーキルトの手法で花を表現も私の工夫でした。

 

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好きなツリガネニンジンなどの山野草を手前でアップで表現して。キルティングの針目が独特な雰囲気。

気ままに自由に。勢いが感じられます。

 

(コットンダイアリー)

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今日も綿が何輪も開花。水溶性肥料与える。

 

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ミズはリラックス。

 

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作り始めて30年目のトピアリーの手入れ。

「我が家の象徴だもの伸びていると気になって!」

ありがとう!

 

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とてもいい刈り込みね。ご苦労様です。