朝の7時、
「ジャコウアゲハが羽化したよ」
と、夫が起こしてくれました。
昨夜蛹が黒くなっていましたので、多分今朝は羽化するとは思っていたのですが、こうして元気にしている姿は嬉しいものです。
お昼近くまで、ミントの花に止まり、時折翅を開いたり閉じたりしていました。
その後、外に。一匹はぱっと大空の彼方へ。もう一匹は翅の様子が曲がり気味のためか、暫らくは窓近くに伸びているマートルの枝先にいて、やがてどこかに消えていました。
私のパッチワーク作品の最初の作品は、2メートル×2メートルのものでした。
当時まだ日本ではパッチワークを知る人は、ほんのわずかな時代で、姉はエッセイなどを通じてその魅力を発信。そして腰の重い私に是非やってみなさいと、布をどっさりとプレゼントしてくれたのでした。
20cm角に切られた布は、グラデーションも美しく、すぐになにかを作りたいと思う程魅力あるものでした。
左がその時の布にその後追加でおくってくれたもの。
どの布も大好き。右側は夫の海外からのお土産などなど。
どの引き出しにもぎっしり。
最初布コレクションは一階の書斎の棚一面にカラー別に置いていたのですが、ハーブや英国やフランスの庭の本の仕事やハーブの連載などのための日々が増え針を持つ時間がなくなり、布は外の物置に移動。ハーブの資料、膨大な写真のネガフィルムや英国の庭関係の資料などに入れ替えました。
その後布は、大方整理し、好きな大切な布のみ2階に作った手芸関係のアトリエに移動しました。
唐辛子が赤く色づいてきました。
(仲良し姉妹ニャンコ)