強風の中、チューリップ、まだまだ楽しめるなあと、室内からそして外に出て写真撮りしながら考えていましたが、
ポルトガルで購入した、チューリップポットにも飾りたいし・・・と思い、 思い切って終わりにすることにしました。この決断が植物を育てているとしばしばあります。
白が清楚で素敵でした。風に揺れるさまが良かったのですが、さすが今日ははらはらと散るものが多くなりました。
白、紫、黄色、赤、この赤は一本の茎に何本もの花が咲く種類です。パーロット咲きはこれからなのですが、極端に背丈が低かったので、室内で咲かせることにしました。
まずは奥にあるユーフォルビアを、これも思い切って根元から剪定。
下からは、すでに新芽が沢山伸びています。
気に入っているユーフォルビア、挿し木したものを花友に差し上げ喜ばれています。
チューリップは、これだけの花がありました。
中のものはすべて抜いて夫に掘ってもらった場所に植え替えます。
多分明日までの仕事です。
はたして球根が来年用に使えるかは、やってみないとわかりません。
花はすぐにバケツに入れて水揚げ。きれいね!
夫もスマホで写真撮り。お互いに角度など工夫する時間が、極上の時でした。
まずは窓辺に飾りました。夕陽の光がつよく写真が暗めなので、場所を替えてみました。
いつものバリの花鳥画の前へ。
チューリップポットはチューリップ専用のポット。沢山の穴が開いています。
これは、ポルトガルのシントラ―のお城で購入したものです。
1584年に天正少年使節団が訪れた王宮ですが、そこの売店で見つけた時の驚き、迷わずに即買いでした。もちろんレプリカですが、王侯貴族たちがこうした専用の容器を使っていたと思うと、こうして一年に一度出してきて楽しめる贅沢さを味わっています。
◎1630年代のオランダではチューリップの球根が投機の対象となり、チューリップバブルとまで言われる混乱状態になり、政府が規制に乗り出したほどだったとか。
入りきらなかった一本のパーロット咲き。ここで咲いて下さいね。
赤が満開の頃の写真。見るたびに元気をもらい、
「チューリップは赤がいいねー」
と、話したものでした。
ところが赤が終わり紫や白黄色、微妙な色なども咲き始めると、いながらにして舞台の役者が次々と変わる状態となり、心から楽しませてもらったチューリップでした。
◎チューリップのいくつかは公益財団法人 松戸みどりと花の基金様に昨年の11月にプレゼントしていただいたものです。ありがとうございました!