花魁草(オイランソウ)のモイスト・ポプリとベルローズのバラその後

昨日観た歌舞伎の「花魁草」。
じつによく表現されている人情話です。
今朝になり、いつもの窓辺のテーブルの上をリニューアルしたくなり、
庭に咲いていた花魁草を使って、歌舞伎のイメージのモイスト・ポプリを作ることにしました。
花魁草の英名はフロックス、ハナシノブ科の多年草です。


花魁草を摘んで、ローズマリーと共に粗塩の上にデザインしつつ飾りました。

フロックスの純白は獅童演じた幸太郎、ピンクは扇雀演じたお蝶をイメージしました。
ローズマリーを置いたのは、忘れないでねという意味があるからです。
隅に置いた卵形の水晶は、夢が叶いますようにの意味を籠めて。







昨日は送り火でしたね。



お盆のものは片付けて窓辺のテーブルにはまだ美しいベルローズのバラをとりあえず置きました。
モイストポプリを作ってから今日で3週間目、ピンクのバラはまだ濃厚に香ります。
この後、花魁草のポプリを作ることにしましたので、このバラのポプリは大きなガラスの容器に移動することにしました。




ミントもマートルもドライになっても良い香り、
塩は湿気っていました。
このように何十年とハーブや花やスパイスを加え続けていますので、
全体がそれはそれは良い香りがするんですよ。
木の匙で上下返す時、幸せな気持ちになります。


ここでも存在感があるベルローズのバラです。