團菊祭五月大歌舞伎

歌舞伎座百三十年、十二世市川團十郎五年祭。團菊祭五月大歌舞伎を鑑賞してまいりました。

旅などのため日にちが決まらず、いつものTさんにお願いできませんでしたので、
自分でチケットの当日買いをしました。
それも、立見席。
昼の部すべてと夜の部の最初の一つ。

始めて4階の立見席を経験しました。124番目と98番目でしたので。
昼の部の座れた時の嬉しさと言ったらなかったです。
「Tさんいつもありがとう」
と、つくづく思いました。


昼の部の海老蔵の五変化の活躍ぶりに、誰もが感動し楽しんだと思います。
菊之助の雲の絶間姫の美しさも際立っていました。
歌舞伎の将来がとても楽しみになりました。

夜の部の弁天娘女男白浪の菊五郎の演技も素晴らしかったです。
寺嶋眞秀君もがんばっていました。


4階で待っている時、扉に庭園への入り口とありましたので、5分しかなかったのですが探検。
素敵な庭園がありました。
今度はここにゆっくり行きたいな。


昼の部も夜の部も満員で、人気のほどが明らかでした。
充実の演目で、皆様十分に楽しまれているようでした。私も満足の気持ちでいっぱい。

私は植物にも興味がありますので、舞台を観察し、植物は何が登場するかメモしながら鑑賞しています。
雨の降らない場面で岩だらけになった場所で、萎れかけた笹があちこちに。また岩に伝わる蔦が紅葉していて、季節は秋とわかりました。

素晴らしい歌舞伎。是非沢山の方に、ご覧いただきたいと思いました。
千穐楽は5月26日(土)です。


お隣りでかき揚げ蕎麦の夕食を済ませ18:30頃提灯に灯りのともるのを眺めながら、帰途につきました。