拙著『花とハーブのフランス紀行』(2004年・千早書房刊)には、私が訪れたフランスの花とハーブのことを写真とともにつづっています。
とても楽しい本ですので、是非ごらん下さいね。
25頁では、セザンヌのアトリエのある館で見た、クリスマスを迎えるための小麦の芽の大変印象的だった様子を述べています。
このことをハーブ教室でお話しましたら、船橋の受講生のFさんがとても興味を持たれ、畑で小麦を育てて、教室の皆様に毎年プレゼントして下さるようになりました。
おかげで皆様が12月4日の守護聖女バルブの日に小麦をお皿に蒔く作業をするようになりました。
昨日も、
「明日は12月4日ですので、小麦を蒔いて下さいねー」
と、Fさん。
夜になってしまいましたが、
種蒔き作業を始めました。
Fさんの小麦と我が家の小麦。
炊事用の手袋をはめて、小麦を両手でゴシゴシ。
容器に入れて水を入れて、もうしばらくゴシゴシ。
上部に浮いたものをすべて捨てると、種が残ります。
つやつやと輝くきれいな小麦です。
お皿に水を入れ、ティッシュを2枚敷きます。
そこに小麦を蒔きます。
これを窓辺の日の当たる場所に置きます。
乾きそうになったら水を加えます。
毎年12月24日には、まるで奇跡のように、すっかり緑になります。
今年も楽しみです。
Fさんありがとう!
いつも感謝いたしております。