NHK学園スクーリング その5

6月19日(月)(風雅舎→六甲高山植物園→三室戸寺平安神宮


平安神宮
本日最後の訪問場所は平安神宮です。
桜の時期や菊の時期に訪ねましたが、初夏の庭園はどんな様子かしら。


ラッキーなことに茅の輪くぐりが行われていました。
以前、松本の四柱神社で行われていた時に遭遇してからとても興味があった、昔からの厄を逃れる習いです。



ガイドさんが説明して下さり、皆様でその大きな茅の輪を思い思いにくぐられました。
くぐり終り、皆様さっぱりされたお顔。




中に入ると、平安神宮の朱色がいっそう鮮やかに感じられました。
右近の橘と左近の桜の鉢が左右対称に設置されています。
いつ来てもそのままある風景、良いものですね。



これは右近の橘です。


右近の橘には赤ちゃん果実が実っていました。




春は満開だった枝垂れ桜。今は緑の葉の影が重なっています。



古典の中からこうして和歌を取り上げ、そこに詠まれている植物を植えてあるコーナーが続きます。
元気なものが多くて、良い時期でした。
Mさんと一首ずつ読みながら進みました。
上質な時間の流れを感じました。






何と風流なことでしょう。






奥には、日本で最古の電車が展示されています。









その先にある池泉庭園に誰もが感嘆の声を。


花菖蒲が良く咲いていて、何と嬉しいことでしょう。





反対側に移動する時のこの場所も私は好きです。
川のせせらぎが聞こえる静けさとこの太い木の幹の迫力も。
根っこにつまづかないように注意してくださいね。




次の池が見えてきました。



装飾的な橋が見事です。
前回桜の頃は雨降りでしたが今日は太陽がじりじりと。



カエルがじーと座っていました。



今歩いてきた橋です。
こうしてみると、雅な雰囲気が一面に漂っています。


マツボックリの子どもがかわいい。




水面に周囲の風景が映り幽玄な世界です。



桜の古木が養生中。




今来た道を振り返りました。
左側が庭園入口で、右側が出口でした。

この後、御朱印帳に記帳していただき、
集合場所に向かいました。(続く)