アメリカを代表する絵本作家ターシャ・テューダーさんの生誕100周年の2015年より、その生き方や暮らしを紹介する展覧会が日本全国で開催され、そのクライマックスとして作られたのが4月15日からロードショーが始まるKADOKAWA配給のドキュメンタリー映画『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』です。昨日その試写会に姉とでかけました。
飯田橋の角川試写室で映画を拝見しながら、2010年の6月、花盛りの時に訪ねたターシャさんの庭での一つ一つを思い出していました。
ターシャさんは亡くなられていましたが、他のすべての家族の方々が迎えて下さったのでした。
長男のセスさんが主になり案内してくれました。孫のウインズローさんとお嫁さんのエイミーさんには可愛い女の赤ちゃんが生まれていて乳母車で一緒に行動。コーギー犬のメギーもずーとついてまわり、ガーデン巡りをしました。私がこの時に驚いたのはセスさんが日本語が堪能だったこと。後にいただいたお手紙はローマ字で書いた日本語で、これにも驚き感動したのでした。
ターシャさんの要望でセスさんがこの家や温室を作ったこと、ターシャさんが愛した植物一つ一つの丁寧な説明、川をせき止めて池を造ったことなどもお話いただき、なんてすごい息子さんなんだろうと・・・。
映画を見ているとそれらが蘇り、とても懐かしい気持ちがしました。
映画はターシャさんのすべてを記録していて、素晴らしい言葉の数々とともに、音楽も場面ごとに心に響きました。満足の105分でした。
詳細は tasha-movie.jp/ をごらんください。
KADOKAWAのSさん、ありがとうございました!
ほんの心もちではありますが、Sさんだったらきっと喜んで下さる・・・と、朝摘んでお持ちした早春の花と良い香りのハーブの葉のタッジー・マッジーです。
紅梅、ローズマリー、レモンバーベナ、ローズゼラニウム、ウインターヘリオトロープ、クリスマスローズ、水仙、マートル、サルココッカ
◎今の時期特に強い花の香りは、紅梅、サルココッカ、ウインターヘリオトロープです。