クラブツーリズム・イタリアから南仏の庭園への旅1・・・ニンファ庭園

5月22日(日)
ニンファ(妖精)庭園は、ローマとナポリの中間に位置する、ローマの南およそ80kmの場所にあるサマータイムの日曜日のみあいている自然保護の状態の庭園です。海までは10kmの場所です。
『ドクトルジバゴ』の作者ボリス・パステルナークやムッソリーニも訪ねた庭、現在は年間5万人訪れるそうです。
13世紀ベネデット・カエターニが時の法王となり、カエターニ家がこの地を購入領地となり、14世紀には領地争いで火事となり廃墟となります。
1920年にかつての城壁が修復され、ニンファ川の流れる今の状態となり保護されるようになりました。保護からはまだ100年も経っていない庭園です。

修復された城壁にはつる植物の花々が咲き誇っています。




見慣れないこの入れ物は、害虫を駆除してくれるテントウムシのための巣箱だそうです。


前で説明している方はこの庭園のガイドさんでイタリア語。
日本人のガイドさんは、後ろにいてそのたびに丁寧に説明してくださいました。




カサマツと遺跡とボーダー花壇。
青空と強い陽ざし。




古代ローマ時代の橋が残っています。
澄んだニンファ川の豊富な水が、水草や魚たちを透かせながら、とうとうと流れています。




あちこちから小鳥のさえずりが聞こえてきます。100種類以上の小鳥がいる地上の楽園です。




竹藪もありました。




太い木の幹には他の植物の種が着生してまるでマフラーのように模様を作っていました。




一番高い塔は32メートル。イタリア語のこの庭園のガイドさんのお話が終わりました。
日本のツアーは行きませんので我々のガイドさんはあらかじめ下見に出かけこの旅に臨まれました。とても誠実だと感心致しました。
とても素敵な庭園ですので、日本からの観光客も是非この庭園を訪ねていただきたいと思いました。今回この庭園は是非行きたくてリクエスト。担当して下さるクラブツーリズムの舩山さんが入れて下さり、嬉しい訪問でした。