ローラ アシュレイの館の想い出とともに


美しく咲くノボタンとマートルの瑞々しい緑。
これも昨日活けたものです。

花瓶は、「カントリークラフトVOL5」(マイルーム出版1994年)の撮影で、編集長のAさんと写真家のOさんとともにイギリスの手づくり作家の方々の取材をした折に購入したもの。
その日はローラアシュレイが愛した館、リードル・ロックのファミリーハウスに出かけたのですが、途中立ち寄った小さな町のアンティークショップで見つけました。

ローラ・アシュレイの館はこの日が公開最後とのこと。ローラがご主人と四人の子供たちとともに暮らしていた、生存時のままに保全されていた館でした。

その素晴らしい数々の部屋の貴重な様子とこの時の取材全体の様子は、British Handmade Journey(ブリティッシュ手づくり紀行)として22頁の大特集、「カントリークラフトVOL5」(マイルーム出版1994年)で見ることが出来ます。
ルーシー・マリア・ボストン夫人のキルトそしてこの時お元気だった息子さんのピーターさんやそのファミリー、画家のサラ・ミッダさんのご自宅など貴重な写真がいっぱいです。
旅ノートや沢山の資料を前に原稿を仕上げた時の事が想い出されました。