「軽井沢・八ヶ岳に花とハーブを訪ねて」 5
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「神様が下さった庭」
2002年チェルシーフラワーショウのショウガーデン部門で日本で初めて見事準金賞受賞。
蓼科のニッコウキスゲの群落をテーマに、ヒーリングガーデンとして紹介されたものです。
その後2009年には3度目の出場。英国園芸王立協会の総裁である女王陛下よりお褒めの言葉をいただくという名誉ある記事を当時拝見して、嬉しく思ったのでした。
受賞時そのままに保全されています。
「作り直したらという人もいますが、私にはあの古びたままの感じが好きなんです」
と、「チェルシーフラワーショウの庭はまだ保全されていますか?」との私の質問に、アリスの庭園でケイ山田さんがおっしゃった言葉が胸にしみわたりました。
見過ごしてしまいそうな庭、でも宝物の庭、是非皆さんにご覧いただきたいです。
ラバーナムのトンネル、前回は黄色の花で賑やか。
今回はこの緑色がきれい。
ポールズヒマラヤンムスクのガゼボ。
ここに座って前方を眺めるのが好きです。
皆様にも「ここに座って眺めてみてください」とお勧めしました。
左側の塀部分も、すみずみまで気配りされていて、いつも眺めます。
多年草がどのくらいになったのか観察したり、ハンギングバスケットを鑑賞したり。
ピンクのバラを観てから右に折れると池。
水生植物のいろいろがまさに盛り。
金魚がゆったりと泳いでいました。
右に折れて進む小道にはレディースマントルなどが茂りその先にはベンチが置かれたビューポイントが。
キャットミントが花咲きだしていました。
ハーブガーデンのストロベリーポットの所で、忙しそうに点検されていたガーデナーさん。
こうした点検と手入れがあるからこそ、いつもきれいで気持ち良い庭園なのですね。
ふと見上げると、巨大なスモークツリー!!
なんだか動物のような存在感を感じました。
ここで皆様と解散。
私はアリスガーデンに再度向かいました。
ルイス・キャロルの「不思議な国のアリス」は来年発刊150年を迎えるとのこと。
来年2015年は、バラクラ開園25周年のため、それを目指して植栽や造形物が日々充実したガーデンになっていくそうで、とても楽しみです。
イギリスの人形作家ニッキー・クレイシーさんの作品。
反対側にはチェシャ猫がニヤッと笑いながら木にいますので、探してくださいね。
まだ少し時間があります。
大好きなこの場所のハンギングバスケットをもう一度鑑賞。
絵になるなあとほれぼれ。
熱中症になる一歩手前のような暑さ。
お店でアイスティーとレモンケーキを注文し、日陰のベンチで庭を眺めながらいただく贅沢なひととき。
生き返ったきぶんになりました。
時間を見ながら(集合時間に遅れてはなりません)、朝見たゴールデンアカシアのベンチとのコラボを眺めたり。
我が家はワスレナグサ色に揃えているけれど、このブルーの微妙な違いもいいなあと眺めたり。
プライヴェイト部分への小道手前のコーナー。アナベルの鉢が美しくしかも有効に使われていて感心!
それにしてもブルーが効いていますね。
ショップ入口の寄せ植えも素晴らしくて、感動したのでした。
分別ゴミもわかりやすいです!
◎ケイ山田さん、いろいろとありがとうございました。
庭園の案内そして帰りには見送りまでしていただき、嬉しかったです。
またお目にかかれますこと、楽しみに致しております。