NHK学園 国内スクーリング・・・ 4 蓼科高原バラクライングリッシュガーデン

7月9日(水)
「軽井沢・八ヶ岳に花とハーブを訪ねて」4

2日目・・・蓼科高原ラクライングリッシュガーデン 2の1
      www.barakura.co.jp/
今年で24年目となる蓼科高原ラクライングリッシュガーデン、最初の頃から個人でも私のハーブ教室のバスの旅などでも絶え間なく訪ね、オーナーのケイ山田さんにお会いしてきた大好きな庭です。
イギリスのチェルシー・フラワーショウでお母様とご一緒の時にばったりお会いし、そのサプライズを喜び合ったこともありました。
10周年の時には、ハーブで講演を依頼され嬉しく思いました。
今回は旅の計画時、学ぶことが多いこの庭園も是非にと、スクーリングの訪問庭園の一つに組み込んでいただいたのでした。
 


入り口を入ると素晴らしいノイバラの香りが漂ってきました。
辺りを見まわすと先の大きなアーチにツルバラの‘キフツゲート’が咲いていて、香りはそこから漂っているのでした。
素晴らしいウェルカムのおもてなしです。


この階段脇の鉢植えもいつ訪ねても素敵なのです。


案内の方が「こちらにどうぞ」と案内してくださり、オーナメントや苗などが豊富に並ぶ小道を前に進みました。


オーナーのケイ山田さんが迎えて下さり、
私がご挨拶するととても驚かれて、
「あらー、個人でいらっしゃると思っていたんですよ。そうでしたか。あっ、それでは庭をご案内しましょうか」
と、急遽特別に庭の案内をしてくださることになり、嬉しいこと!
エントランスのライムグリーンに染まる、ゴールデンアカシアの下でこのお庭の歴史とともに貴重なお話が始まりました。


お店を通過して庭に入りました。
いつもの鉢のコーナーは、
「今年はシェイクスピア生誕450年の年で、イギリスのジム・キーリングさんにシェイクスピアにでてくる植物を使った寄せ植えを作ってもらいました。このための鉢もジムさんが制作されました」
と、私も小さいながらシェイクスピア・ガーデンを作っているので、とても興味深く眺めました。
そういえば前々回6月のフラワーショウの時取材でうかがった時、夜、シェイクスピア劇を観劇しましたが、夢のように楽しいものでした。
「熊井明子先生、桐原先生のお姉様ですが、シェイクスピアについて、造詣が深くていらっしゃいます」
と、嬉しいお心遣いのお言葉も。
一つ一つ、どの鉢も素晴らしい。
こうしてまとめられて、なんとゴージャスなことか!


プライヴェイトのお庭の前に並ぶ鉢植えも見事。


「レースガーデン」は、薔薇色の暮らしの原点、レースを象徴した庭です。
「‘ランブリングレクター’が良い感じに咲いてますね。ここは白い花のイメージです。冬になると骨格が見えてレースのモチーフのようになります」



今年6月12日にオープンした、『不思議な国のアリスの庭』。
ジム・キーリングさんの制作したティーパーティーのシーン。
イギリスの人形作家ニッキー・クレイシーさんの人形も。
白色で囲んだ場所には、笑い顔のチェシャ猫がいます。
「この後の説明はいかがいたしましょうか」
と問われ、
「お忙しいでしょうから・・・」
と遠慮して、皆での記念撮影の後は私が案内することにいたしました。


この場所も私の好きなビューポイントの一つ。
今回も素敵でした。
ここを抜けてから、館をバックに全員で記念撮影。

超多忙のなかの暖かなお心遣い、嬉しかったです。ありがとうございました。