上野鈴本演芸場そして向島百花園

上野鈴本演芸場の正月初席に夫と出かけました。
一番前に座り、林家木久扇さん、三遊亭 圓歌さんなど、拍手して思い切り笑って過ごしました。
休憩時間には場内で購入の稲荷ずし&海苔巻の御昼をいただきました。
夫は第二部を観るというので、私は電車を乗り継いで向島百花園へ。

上野駅から鈴本演芸場に行く途中のパンダのトピアリー。

10時になる前に到着。10名位がもう並んでいました。

二年ぶりの正月初席でした。




名勝・史跡 向島百花園

向島百花園は、江戸の文人墨客をはじめ庶民に愛され、今まで受け継がれてきた貴重な財産。

門松が清々しいですね。
向島百花園には福禄寿尊堂があります。隅田川七福神の一つで、今日も団体の方々も含めて、お参りと御朱印のために訪れていました。
私は昨年隅田川七福神巡りをしたのですが、本日はここだけで帰宅しました。

献上七草籠やジャンボ七草籠が展示される場所ですが、今回献上七草籠は入口にありました。

宮中に献上の七草籠。

この庭園の特徴は、その歴史から、花を詠んだ沢山の石碑があること。いたるところに和歌のプレートもあり、その風流を楽しむのも素晴らしいこと。
日本にしかないこうした庭、良いものだなあと、石碑ごとにしばしたたずみました。


庭にはこんなに珍しいものも置いてあります。
路地琴・・・ヒシャクで水を小石の上に流して、竹の所に耳を当てます。そこからは妙なる音色が。

秋は竹のトンネルに萩の枝が伸びて花のトンネル。今は両脇の萩は根元から切られて、骨格の竹のトンネルが美しい。

水仙が愛らしく美しい。向こうにはスカイツリーが見える。
背景の木は梅の古木。
この後、ベンチで、一杯300円の濃厚で美味しい甘酒をいただき、帰途につきました。


向島百花園の外の塀の所。消火栓の上には小鳥の飾り。

右側の梅の花の模様入りのガードレールも凝っている。