9月姉との英国の旅・・・15 憧れのセントマイケルズ・マウント2


歴史を刻む石段を登りきったその先にお城の入口があります。
このナショナルトラストの館は、当主が住んでいる居城です。 
右端に見えるどんぐりの形のものは「The Acorn」と呼ばれるもので、かつては建物の上にあったものとか。


大砲の弾と筒。


窓から見下ろすと、砲台と大砲が見える。右下にはThe Acornが。
この城は要塞として使われた。
最後の要塞として使用されたのは、1646年のシビル・ウォーの時とのこと。
17世紀後半に住居として使われ始めた。

潮の干潮時計は今も現役。


現在修復中の広い部屋。




これは手描きの繊細な絵。どれ一つとっても何かに役立ちそうな琴線を刺激する作品で、学ぶことがいっぱい。
]


前回もそうでしたが、館のいたるところに今庭で摘んだばかりのような生花が飾ってあります。
この本物があることで、部屋の中も満足の雰囲気になるのが不思議なくらいです。人工の花が飾られているとがっかり。


影絵が大流行した時代がありました。こうしてみると、シンプルでいながらその特徴が良く表れています。
日本の影絵のことも思いながら鑑賞しました。


ティーにボールを置く少年。貴族たちの様子が興味深いゴルフの絵。


思いがけないナポレオンから当主にあてた、ウォータールーの戦いの時のコートの端切れと髪の毛と手紙。

バルコニーからの海の眺めが素晴らしい。これは日時計


見下ろした場所に庭園があります。今回クローズだった庭の部分です。休みの日にはこうして作業が行われるのですね。
ただ今蕾を持つアガヴェを抜く大作業が行われていました。急斜面での命綱を使っての命がけの仕事は、こうした庭を保全する大変さがうかがえるものでした。20分程後にもう一度眺めると、作業はようやく終わりつつありました。

違う場所からは整形式の部分が見えました。カラフルな葉が効果的に使われています。
次回は是非間近で見たい!と、思いました。

引き潮で海の水が少しずつ引いている様子がわかります。マラジオンからの道が少しあらわれました。左側の小さなボートが私たちが乗ってきたものです。中央少し上左に見える小さな島の横がボートの発着所です。
この写真に写っていない左方向がホテルのあるペンザンスです。