北海道ガーデン街道の旅・花とハーブを訪ねて・・・二日目(富田ファーム)

7月17日(火)
NHK学園国内スクーリング」花とハーブを訪ねての旅の二日目は、
ファーム富田、風のガーデン、十勝千年の森・・・・この三か所を見学いたしました。
朝一番は富田ファームへ

富田忠雄さんが迎えてくださいました。私は4年ぶりの訪問。久しぶりにお会いできて、とてもうれしく思いました。
私が富田ファームを訪ねたのは29年も前に、姉のラヴェンダーの旅に参加したのが初めでした。
その後取材や誠文堂新光社のハーブカレンダーの撮影のために何回も訪れました。
ハーブカレンダーの撮影は編集長や編集者の方、カメラマンと訪ねたのですが、富田さんに、「何でも好きなものを使ってください」とおっしゃっていただき、撮影の途中でも「これは一番丈の長いものですよ」などと、摘み取ったばかりの素晴らしいラヴェンダーの束を持ってきてくださいました。ラヴェンダー以外はなるべく自然のものをプラスしたくて、斜面の脇に生えている牧草のチモシーやフキや山葡萄やピンク色のクローバーなどを使い、リースや花束を作りました。
ハマナスの花や様々なハーブの花は、ハーブガーデンから摘ませていただきました。
即興で様々なラヴェンダー・クラフトを考え、今回の旅の最後のホテルで食事の後に行った、サプライズのクラフト、ラヴェンダー・ハートもこの撮影の時に思いついたものでした。
こうして富田さんのおかげで、素晴らしい写真を何枚も撮ることができ、カレンダーを飾ったのでした。
富田さんと歩を進めながら、当時を懐かしみながらそれらのお話をいたしました。


まずは新しくできた展望台に案内してくださいました(正面に見えるこげ茶色の建物です)。
そこからの眺めは絶景。王侯貴族の気分です。
「砦のようで存在感がありながら、景観を保全し風景にとてもマッチしたデザインになっていますね。」
「そうでしょう。まさにそのように考えて作ったんですよ」と、富田さん。

彩りの丘はいつ見てもカラフルで美しいです。

麦の緑色にも惹かれました。

「これはプロヴァンスから持ってきたラヴェンダーですよ」と、富田さん。

最初に作られた部分です。お天気が良いので紫色がとても美しいです。今がラヴェンダーの最盛期。この風景を眺めながら富田さんとお別れしました。