オランダ&ベルギーの旅・・・6日目

5月17日(木)
 6:30頃目がさめました。気持ち良い目覚めです。空は快晴。
本日はヨーロッパはキリスト昇天祭のために4日間の祭日だそうです。昨日はすでにマルクト広場には聖血の行列を観る観客のための巨大なスタンドが用意されていました。フランドル伯爵がエルサレムから持ち帰ったキリストの聖血が人々の信仰を集めています。16日の朝市の写真で右側に少し見えるのが、その聖血礼拝堂です。
 我々は、8:20ロビーに集合し、ブルージュからブリュッセルまでおよそ97キロメートルのドライブ。

 最初に見学したのは、王立美術館でした。ここは絵画の宝庫です。沢山の作品を鑑賞できましたが、ピーター・ブリューゲルの父と息子、次男のジャン・ブリューゲルとその息子・・・四人の絵を見比べることができたのは幸せ。13年前にイギリスからkさんがいらして案内してくださった時のことを思い出しました。
 歴史ある家並みを眺めたり、シャボン玉のパフォーマンスを見たりしながら下へ移動。

階段の途中の素晴らしい整形式の庭園は、前回は良い写真が撮れなかったので、しっかり撮影。そして下へ下へ。

美しいギャルリーサンチュベールを通り過ぎました。ここは、3日前ゆっくりと歩きまわった場所で、夫がお土産用のチョコを沢山購入した場所。

食通ストリートのレストランで小エビのクロケット。このイロ・サクレというグルメ・ストリートは、kさんとの時には、眺めながら通り過ぎた場所でしたので、うれしかったです。

そして、178キロメートルほど先の場所、オランダのフェンローに移動し、10年に一度のフロリアードへ。
私は20年ぶりの2回目なので、ただ、それだけでもうれしくて感動!まずはケーブルに乗り一番上部へ移動し、きめ細かく一つ一つ見ながら下りてきました。

壁面にハーブを植える試み。とても興味深いものでした。
良く見るとどの庭もとても工夫が見られ充実していて、もっと見たい!時間が足りない!と思いました。

日本国の展示。若い担当者とお話し、その真摯な態度に嬉しい気持ちがしました。正面には伝統的な素晴らしい盆栽が並び感動しました。この写真の右奥の方には震災に寄せられた世界からの寄付に対してのお礼のコーナーが作られていました。

ツゲで猫のトピアリーを作り20年目の私。トピアリーに関心のある私は、さすがオランダだと、夫と共に、自転車のトピアリーにつくづくと見入りました。

この大きさに驚いたソファーのトピアリー。


見終わった後は、およそ185キロメートル移動して再度アムステルダムへ。
夕食はヒュッツポットに舌鼓。
その後世界遺産である17世紀の運河地区を、キャンドルライトでクルーズ。赤ワインとチーズなどの沢山のおつまみが美味で豪勢。光が水に映りこみ波で揺らめく風景は幻想的でした。
ホテルは空港近くのラディソンBLUアムステルダム エアポート。広くて清潔、そして静かな気持ち良いホテルでした。