カレーリーフツリーは、ミカン科の木本です。
その姿かたちも良く四季折々の変化も素敵です。料理に使われる葉はもむとスパイシーな香りでしばらくすると甘い香りが強くなります。乾燥の葉が市販されていますが自分で育てると香り豊かな摘みたてが利用できて便利。
鉢植えで育て、寒くなると室内の窓辺に入れ、春になると外へ。
室内に入れる時葉は茂っていますが、やがて落葉し、春に新芽が出てきます。
私の書斎からいつも眺められる場所に置いています。
ここには種から育てたものや、花友J子さんや兄からもらった大切なものを置きいつも観察しています。
台風15号では、風にあおられて下に落ちてしまいましたが、どこも傷まず元気でした。
実が熟し始め、黒くてツヤツヤと輝いています。
こうなると果肉がとっても甘くて美味。
今年は60個以上実りましたので、ハーブ教室にお持ちできると思います。
毎年少しずつお持ちして育てたい方に差し上げ、すでに何人かの方から花が咲くようになったと報告をいただきました。
木の幹の下の方から伸びた枝がとても立派に育ってきました。
周りの小さな木は、昨年一昨年と、採り蒔きしたもの。
(Cooking)
カレーリーフツリーの葉はインド料理に使用されます。
シンガポールのインド人街の市場には、束で売られていました。
たまたま在住の日本人の女性がこの買い物に。
お鍋に油を入れてこの葉を入れて炒め、野菜や好みのものを入れて味付けして食べるという料理法を教えていただきました。
本日の香ばしいお餅料理の具に桐原流で使ってみましよう。
フライパンにオリーブ油をたらし、カレーリーフツリーの葉を入れ香りをだします。そこにそぎ切りにした鶏肉を入れ火が通るまで両面焼き、野菜類( 長ネギ2本、ピーマン2個、紫タマネギ半分、キュウリ)を入れて炒め、塩としょう油で味付けし、最後に好みの量の水溶き片栗粉をいれてひと煮たち。
両面ごま油で香ばしくカリカリに焼いたお餅を置き、手前にはたっぷりの出来立てのとろみある具を。
飾りのカレーリーフツリーの葉を添えて、スプーンでどうぞ召し上がれ!
完熟の実は、とっても甘い果肉の部分を召し上がれ!
◎この後、種は鉢植えの縁近くに蒔きました。いつ芽が出るか楽しみ。